かんぴょうについて
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【国産干瓢の状況】
国産干瓢の作付け面積、生産数量は、昭和53年(1978年)の3040ha・5080tをピークに減少しており、平成16年(2004年)の作付け面積、生産数量は252ha・384tと全盛期の10分の1以下になってしまいました。
安定した高収入を得られ、栃木県の特産品である干瓢を農家の方々に生産奨励をしておりますが、作業の重労働、生産者の高齢化等でこれからの増反、増収量は望めない状況です。
平成16年度の作柄は、生産期の7.8月の天候が、猛暑が続き、また、適当に雷雨があり、干瓢生産には最高の気候でした。その為、良質の干瓢が生産され、豊作となりました。しかし供給量は、15年度産が不作だった事と、ひね持ち越し在庫が不足している事で、全体としては少なく、又、食の安心安全を求め、国内産が見直されている事で、需要が多くなっており、豊作ではありましたが、史上2番目の高値相場となっております。

【中国産干瓢の状況】
中国からの干瓢輸入は、昭和57年(1982年)に73tが入り、その後増加して、平成14年(2002年)には2942t輸入されました。(ピークは平成11年(1999年)の3787t)
中国産の生産地は以前は山東省、遼寧省の都市部近郊でしたが、近年は吉林省、黒龍江省と奥地に移っております。余りにも産地が広範囲になっており、作付面積の実数を把握出来ないのが実情です。単価につきましては、中国側、公司、工場より値上げを要求されておりますが、ヒネ持ち越し在庫と日本経済の不振を理由に断っており、価格は安定しております。


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